毎年1回は健康診断を受けているという人は多い。
内診をはじめ、体重、身長、血圧検査、レントゲンや血液検査などの項目が並ぶ。
オプションを選べれば、PETやマンモグラフィティも受けられる。
具合が悪いと医者に訴えれば、都度、検査となる。
医者はカルテにその症状と処方を記入する。
薬の処方が必要とあれば処方される。
残業続きで口内炎に苦しんでいれば、コンビニで数百円でビタミンを買い求める。
高血圧の持病があれば、血圧を下げる薬を毎食後に飲む。
これらは、
どの人も同様に多かれ少なかれ行っていて、
いたって普通の事で、特別な事ではない。
この情報の管理は?と聞かれれば、
大抵の人は管理など行っていないのでは?
もちろん、大雑把な猫姫日記は
健康検査の紙をファイルに綴じているくらい
処方された薬、サプリメントやら、全てを管理している人は稀な人だろう。
でも、これって本当は、健康管理を行う上で貴重な情報なはずなんだよね。
ダイエット管理として、
毎日の食事や体重を管理、
オプションでカロリー計算や、
助言なども行ってくれるサービスはいくつかある。
でも、医者の処方などの医療情報まで網羅されたサービスを
猫姫日記は見たことがない。
電子カルテ情報は、
組織(医院)を越えての相互利用は、
始まっている様で、進んでいない様に感じる。
セコムの電子カルテは相互利用を絶対にしているASPサービスで進んでいるなと思う。でも、これにしてもセコムの電子カルテネットワーク上だけになるのだけど。
ほんとうは、各医療機関で保持されているカルテデータは相互に利用できるべきだよね。っていうか、本人には普通に頂戴って感じ?
そうすれば、無用な検査を行わなくてもすむし、
別の医師から処方された薬も把握でき、
副作用なども低減できる。
血圧の薬が頭痛の本だったり、する事もあるのだ
管理できないのは、管理するためには手間隙がかかり、大変だから
もっと、ラクにできれば、自動でやってくれれば良いのだ。
朝一番に計る体重や、気が向けば計ってしまう血圧、
さらに気が向けば以前の仕事の関係上で持っている機械で計る血糖値、
それらが全て。
健康に関する情報、
検査データや、処方された薬、病歴、
家庭で計った血圧や体重などが自分で管理でき、
必要があれば医師などの他者と供給でき、
健康に関する検索サービスまで付いている。
そんな健康に関する情報を一元管理できるサービスが
インターネット上で
無料で
あれば使用するだろうか?
マイクロソフトは米国時間2007年10月4日、
個人で医療情報データをインターネット上で一元管理できる
「
HealthVault」のベータ版を無料で公開!
HealthVaultベータ版の
くわしくはこちら
目面しく、Google(
Google Health)に先駆けてのサービス開始。
「
HealthVault」の特筆すべきは、
医療機器メーカやソフトウェア会社に連携する為の情報を提供する事。
情報提供があれば比較的に簡単に連携できる様になり、連携できる機器も多くなるのでは、健康の為のプラットフォームになるのでは?と期待。
すでに40以上の機関で提携しているとの事なので今後のサービス展開が楽しみだ。
日医標準レセプトソフトORCA(無料)あたりも連携できればサービスの幅が広がりそう。
ただ、心配なのは、やはりセキュリティ。
Windows Live IDとパスワードがセキュリティの要になる。
このあたりも、どこかの協力会社が出てきて、
もっと強固な認証機関をサービス化してくれればなあと思う。
欲を言えば、遺伝子データも安全に管理できて、
疾患遺伝子や代謝データなんかも、検索対象になれば良いかな。
ゲノムベースの健康管理。
そうすれば、もっと自分にあった薬であったり、
詳しく検査しなくてはいけない項目も予めわかったりするし
ちょっと、親切だ。
このデータが生命保険会社とかに渡っちゃうと困り物だけど
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